おまめなwine講座

ソムリエ試験を受験する方達のためのポイント講座

フランスーコート・デュ・ローヌ 南部

こんばんは、おまめなwineです。

今日はクリスマス・イヴですね。クリスマスといえば、チキン。

照り焼きソースがかかったチキンには赤ワインが良く合いますね。

今日くらいはワインのウンチクは抜きにして楽しみましょう。

 

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さて、今日はコート・デュ・ローヌの南部、メリディオナルです。

 

右岸

🍇ロゼのみ:タヴェル。タヴェルロゼと言われるくらいにロゼが有名です。

 

左岸

🍇赤のみ:ラストー(V.D.N.も造られます)、ボーム・ド・ヴニーズ、ヴァンソーブル

🍇赤・白:ケランヌ、シャトーヌフ・デュ・パプ

🍇赤・ロゼ:ジゴンダス

 

シャトーヌフ・デュ・パプは使用出来るブドウ品種が決まっています。

13品種あるのですが、使用出来る品種を覚えるより、使用出来ない品種を覚えましょう。

🍇使用禁止の品種:マルサンヌ、ヴィオニエ、カリニャン

 

14C、🍇アヴィニョン法王庁が置かれ、シャトーヌフ・デュ・パプは“法王のワイン”として知られています。

フランスーコート・デュ・ローヌ 北部

こんばんは、おまめなwineです。

フランスも難所を終え、中盤に差し掛かったところです。

今日はコート・デュ・ローヌです。

 

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コート・デュ・ローヌは北部と南部に分かれます。

まずは北部(セプタントリオナル)からです。

 

右岸

🍇赤のみ:コート・ロティ、コルナス(シラー100%)、

🍇白のみ:コンドリュー(ヴィオニエ100%)、シャトー・グリエ(ヴィオニエ100%)、サン・ペレイ

左岸

🍇赤・白:クローズ・エルミタージュ、エルミタージュ(ヴァン・ド・パイユも造られる)

 

ここは各A.O.C.がローヌ河の右岸か左岸のどちらにあるか位置も確認しましょう。

 

コート・デュ・ローヌボルドーに次ぐフランス第2のA.O.C.ワイン産地で、I.G.P.の生産量も第2と大規模生産地です。

フランスーシャンパーニュ 用語

おはようございます、おまめなwineです。

今日はシャンパンの醸造工程、シャンパンの甘辛度、ラベルの用語をご紹介しましょう。

 

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シャンパンの醸造工程のポイント

🍇一搾り(Tate de Cuvée):4,000kgのブドウから2,050L搾汁

🍇二搾り(Taille):一番搾りを終えたブドウからさらに500L搾汁

→問われるのは、搾汁の量が一番搾りでは何Lなのか、二番絞りが何Lなのかです

🍇Assamblage,Tirage,Maturation sur Lie,Remuage,Degorgement,Dosage,Bouchage

は何を指すか覚えておきましょう。

 

シャンパンの甘辛度はワインを購入する時に知っていると便利ですね。

 

ラベル表示の用語も重要です。

🍇N.M.(ネゴシアン・マニピュラン):ブドウを一部もしくは全部を購入して製造する 会社

🍇C.M.(コーペラティヴ・マニピュラン):生産者の協同組合

🍇R.M.(レコルタン・マニピュラン):自社畑のブドウ中心の製造

🍇R.C.(レコルタン・コーペラトゥール):ブドウ栽培家が加盟する協同組合

🍇M.A.(マルク・ダシュトゥール):買い手の所有する銘柄、プライベートブランド

 

覚えることが沢山で大変ですが、知るとワイン選びも楽しくなります。

フランスーシャンパーニュ

こんばんは、おまめなwineです。

もうすぐクリスマスですね。

クリスマスといえばシャンパン、

というわけで、今日からシャンパーニュ地方に入りたいと思います。

 

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シャンパーニュ地方は覚えるA.O.C.こそ少ないですが、用語が沢山出てきます。

特にシャンパンの醸造工程は覚えましょう。

 

⚪︎主なアペラシオン

🍇A.O.C.シャンパーニュ:ロゼ発泡・白発泡

🍇A.O.C.コトー・シャンプノワ:生産可能色は赤・ロゼ・白、全色スティルワインです

🍇A.O.C.ロゼ・デ・リセ:ロゼのみ、こちらもスティルワインです

 

⚪︎地区と格付け

シャンパーニュは村単位で格付けされ、全部で17のGrand Cruがあります。

それぞれの地区に“A”で始まるGrand Cruが一つずつあり、試験に問われます。

🍇モンターニュ・ド・ランス(9Crus):アンボネ

🍇ヴァレー・ド・ラ・マルヌ(2Crus):アイ

🍇コート・デ・ブラン(6Crus):アヴィーズ

 

コート・デ・ブランにはなぜか"C"もしくは"O"で始まるGran Cruが多いです。

試験的には"A"で始まるGran Cruをまず覚え、"C"もしくは"O"で始まるGran Cruはコート・デ・ブラン、ヴァレー・ド・ラ・マルヌは2つしかGran Cruが存在しないので、残りがモンターニュ・ド・ランスっていうわけですね。

 

シャンパーニュ地方のワイン生産量の9割以上がスパークリングワインで、シャンパーニュという地名そのものがA.O.C.となっています。

tea time

こんばんは、おまめなwineです。

今日は先日飲んだワインをご紹介いたします。

 

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CHCCHI Brunello di Montalcino(チェッキ ブルネッロ ディ モンタルチーノ

原産国:イタリア トスカーナ

品種:サンジョベーゼ100%

おまめなwineコメント:

外観は淡く、茶色がかったレンガ色。

色から熟成された落ち着きが感じられる。

香りは黒果実のイチジク・プラムや、なめし革・ヴァニラなど樽熟成が前面に出ている。

アタックは優しく、タンニンは溶け込んでおり、非常に落ち着いた印象。

ウィスキーを思わせるゆっくりとした余韻。

 

大きめのグラスでゆっくりと映画でも観ながら味わいたい、そんなワインでした。

フランスーロワール地方 サントル・ニヴェルネ

こんばんは、おまめなwineです。

先週末、良く行く酒販店がワインのセールをやっていましたので、買い溜めしておきました。その中の1本、Ch.コスラボリを購入しました。皆さんはCh.コスラボリを覚えていますか?忘れてしまった方はすぐに教本を開きましょう。

 

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さて、ロワール地方も最後のサントル・ニヴェルネ地区です。

それほど多くないA.O.C.ですが、時々地図問題が出題されます。地図問題が出るとすれば、ロワール河の右岸、左岸にあるA.O.C.が問われます。

では、ポイントです。

 

白のみ

🍇カンシー、プイイ・フュメ、プイイ・シュル・ロワール(こちらはシャスラ100%)

赤・ロゼ・白

🍇サンセール(栽培面積最大)、ルイイ、ムヌトゥー・サロン、コトー・デュ・ジェノワ

🍇ロワール河左岸:サンセール

🍇ロワール河右岸:プイイ・フュメ、プイイ・シュル・ロワール(プイイが付けば右岸)

 

サントル・ニヴェルネはロワール河の上流、フランスの中央部に広がり、辛口白ワインが造られます。

フランスーロワール地方 トゥーレーヌ

こんばんは、おまめなwineです。

私ごとですが、ソムリエナイフを新調しました!

以前は800円くらいのプルタックスを使っていましたが、やっぱり良いのが欲しくなり、ひと足先にサンタさんに今年のクリスマスプレゼントをもらいました。

早くこれを使ってワインを開けたいですね。週末までのお楽しみ。

 

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さて、今日はトゥーレーヌ地区です。

ここも沢山の重要なA.O.C.と生産可能色をセットで覚えなくてはなりません。

 

赤・ロゼ

🍇ブルグイユ、サン・ニコラ・ド・ブルグイユ(ブルグイユが付けば赤ロゼ)

白のみ

🍇ヴーヴレ、ジャスニエール、モンルイ・シュル・ロワール、クール・シュヴェルニィ(シュヴェルニィは全色可能、クールが付いたらロモランタン100%)

赤のみ

🍇オルレアン・クレリィ

 

中世の古城が佇む様は🍇「フランスの庭園」と呼ばれています。

また、🍇シノン城はジャンヌ・ダルクがフランス王太子シャルル7世に謁見した場所です。